特定技能外国人への虐待や不当労働といった事件が報じられる中、悪質な求人企業へ知らずに人材を送客してしまうリスクは、 紹介事業者の社会的信用を根底から揺るがします。 トラブルを未然に防ぎ、自社と求職者を守るための実務的なリスク回避テクニックを整理してみました。 1・契約条件の「書面化」を厳格化 ○ 口頭提示のみで「労働条件通知書」や雇用契約書案の事前発行を渋る企業への紹介は即時ストップします。 ○ 異常に高い「みなし残業代」や曖昧な手当表記がないか確認します。 2.選考プロセスの違和感を察知 ○ 面接を行わずに即採用を決めるなど、過度な焦りを見せる企業は使い捨て体質の恐れがあります。 ○ 面談時に経営者や担当者のコンプライアンス意識(法令遵守の姿勢や他社批判の有無)をチェックします。 3.多角的なリサーチと段階的な引き合わせ ○ 法人登記の実体確認に加え、公的機関の指導歴や訴訟リスクに関する下調べを徹底します。 ○ 初回は選考ではなく「相互理解のためのカジュアル面談」とし、求職者側にも見極める余白を残します。 「案件の成約」以上に「紹介先の健全性」を優先する運用フローの確立が、巡り巡って事業の持続的な信頼へとつなげたいものです。
