インバウンド急増により、日本国内の主要空港ではグラハン(地上支援)スタッフの不足による減便や遅延が相次いでいます。 こうした背景から、新制度「育成就労」の対象へ航空分野を追加する議論が加速しています。 これまで対象外だった背景には、双方の壁がありました。 <業界側>は現場の英語対応や特殊資機材の操作習得といった教育コストの高さやコロナ禍での採用凍結が影響してました。 <行政側>は空港制限区域内の厳格な保安基準や特定技能との接合に慎重姿勢をとっていたためです。 しかし「飛行機が飛ばせない」危機感を前に、双方が安全対策と育成プログラムの標準化へ舵を切りました。 キャリアステップが明確で且つ、現場需要が最も切迫しているグラハン業務を軸に、育成ルートの確立が進められています。 *グラハン:グランドハンドリング(地上支援) 「コンテナの積み下ろしや搬送」「特殊車両の運転」「航空機誘導」「給油」「機内清掃」などを担当する業務。
