「人を採る」から「地域で迎える」へ――外国人材が定着する“地域共同採用”という新しい選択肢

外国人材の都市部集中。地方で注目したいのが、企業単独ではなく、地域全体で採用・定着を支える「地域共同採用型」。

肝は飲食店やホテル、自治体、登録支援機関などが連携し、複数社で外国人材を受け入れる体制づくり。

単に仕事を紹介するのではなく、
「地域で暮らすパッケージ」=住居、日本語学習、生活支援、同国人コミュニティ、キャリア形成
として提供することだ。

実際、北海道では企業による外国人材向け住宅の整備など、生活環境まで含めた定着支援が進められている。
福井県でも、海外の人材育成機関と連携し、来日前から「福井で働き、暮らす」ことを学ぶ取り組みを展開している。
また札幌の飲食企業では、定着した外国人社員から友人・知人を紹介してもらう採用が新たな人材確保につながっている。

地方が都市部と給与だけで競うのは難しい。

しかし、「家賃が安い」「仲間がいる」「成長できる」「転職しても地域内で働き続けられる」
その環境を地域ぐるみでつくれば、地方そのものを“選ばれる職場”に変えることができる。

「企業が人材を奪い合うのではなく、地域が一体となって“選ばれる場所”をつくることこそ、
これからの地方における外国人材確保の鍵になる。」のではないでしょうか?